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起業する、自分で事業をする話

「思考は現実化する(ナポレオン・ヒル)」という書籍を読みました。

 

「想像できるものは必ず実現できる」8

 

起業する、自分で事業をする話

 

私が学校を卒業し社会に出たのは1981年4月今から36年前になります。

たいしてやりたい事も見つからず、潰れる会社は怖いと大手狙いで就職しました。

アパレル紳士服の業界3位だった大賀という会社に就職しました。

 

入社式の日に会長が言った言葉…この方は自分の起業の苦労談&自慢話を語られていたわけですが…最後に「諸君らは、サラリーマンだからこんな起業をすることはないけれども」と言ったのです。

 

今でも覚えています。「そんなもんわからんやん!」と心の中で大きく反発したことを…

 

転職し金融会社に勤めました。ここでも会社の上司が偉そうにすることに反発を覚えていました。「なんぼほどのもんやねん!」と…

部長でも飯食うんやな!なんて嫌味も言っていました。(笑)

 

ひねくれもんです♪

 

まぁ反骨精神旺盛な訳です。

 

会社に食わせてもらっているという待遇が窮屈で窮屈で…

「社畜」という言葉が大嫌いです。

 

しかしこれといって当てもなく、自信もなく

 

結婚し子供もできて…生活を安定させなければなりませんし…

 

しかし、事あるごとに「起業家精神」は芽生えます。

実家の父は尊敬する人でしたが、国家公務員40年一筋の人で、まぁそんな相談などできるはずもありません。

 

会社が倒産しかかりました1984年のことです。

新聞の一面トップ記事でした。

 

その日の帰り書店で「小さい店の開き方」という本を買いました。

喫茶店したいな!と思いました。

転職せんのかい!(笑)

 

会社は持ち直すことになり…一旦、起業話は頓挫します。

 

その後、意見の対立から左遷の憂き目にあいました。

その時からは国家資格の士業を目指しました。

 

3年続けて司法書士の受験をします。…失敗!失敗!失敗!

 

数年後、家内の実家の商売を手伝うことになります。将来は経営者?

ところが、親戚と跡目相続でもめて離脱します。

 

鹿児島の田舎で家も購入した時の話です。

家族を養わなければいけません。

 

バイオコオロギ、アフリカツメガエルの養殖。

カークリーニング

起業雑誌を買いあさりました。

しかし、度胸なく断念。神戸に帰って金融会社の広告宣伝部に再就職します。

 

その後、2007年会社が半ば倒産状態に…大リストラ敢行!

広告宣伝部は解体。

 

起業や!と思いつつも下の息子が大学生まっただ中。

会社に残って財務の後処理からうどん屋、債権管理部、営業とたらいまわしに…

給料は減るし、単身赴任やし…

 

そうこうするうちに数年が経ち、息子も卒業。

単身赴任先で上司ともめて退職!

まぁ我慢するモチベーションがなかったのでしょうか?

 

1年間浪人生活するもなかなか起業のイメージが湧かず、地元の会社に就職しました。

55歳の時です。

ブラック企業! 寝る時間ないし!休みも少ない、給料も少ない!

 

1年で退職しました。

 

で!本年度に至るわけです

自分の好きなこと、得意なこと、自信のあることをキーに

広告宣伝部23年の経験と想いを生かして、「販促計画」を起業することになりました。

 

広告も少しブランクがあり、しばらくは離れているうちに激変していて過去の経験の手法が直結するものでもなくなっていました。

 

今、いろんな書籍研究やセミナー受講などを通して、「やりたいこと」「やるべきこと」「会社の理念」「創造してゆきたい文化」「社会にどう貢献するか」がだんだんと見えてきました。

 

生涯勉強!生涯現役!

あらたな学習法にもチャレンジしています。

日々、楽しいです!

 

57歳でやっと起業し自分の会社を持ちました。

目先の利益は勿論必要ですが、それが全てではありません。

そんなものはごく一部です。ただの結果です。

 

自分も生活していかないといけませんし、年金など国の世話にはなりたくありません。

また、自分だけの小さい狭い範囲で満足するような組織は私の思う「会社」ではありません。

 

57歳と11か月(58歳誕生日まであと14日)

これからが本番だと思っています。

 

私の半生は、55歳までが家族や子供のために…

そしてこれからは、社会や地球のために…

生きていこうと思います。

 

仏教でいえば 小乗から大乗へ…

社会に恩返しをする順番が来たと思っています。

 

販促計画をクライアント様とともに「大大企業」に成長させます。

 

なぜ大企業かといえば、大きく収益を得て、大きく還元したいと思っているからです。

クライアントをパートナーとし共に社会の真に役立つ事をしたいと…

 

これこそが「仕事」だと思っております。

 

何が社会還元なのか?

私は世の中から「食えない、学べない子供」をなくそうと考えています。

 

子供には全く罪や責任はありません。

生まれた環境だけで公平な機会が失われるのは不公平です。

スタートラインにはみんな立つべきです!

…と思うのです。

 

やるぞ!

 

50年越しの夢。起業は果たした。

離陸の時です!